【高松宮記念】春の短距離王決定戦にふさわしい好メンバー
公開日:2025年3月24日 14:00 更新日:2025年3月24日 14:00
今週から春GⅠシリーズが開幕する。初戦を飾るのは高松宮記念。中京で春のスプリント王を決める一戦だ。登録馬のうち、14頭が重賞ウイナーと好メンバーが揃った。
3頭のGⅠ馬が核をなす。ルガルは昨秋のスプリンターズS勝ち馬でJRA賞の最優秀スプリンターにも選出された。昨年は⑩着だが、レース後にヒザの骨折が判明したから参考外。秋、春制覇でスプリント王の地位を不動にするか。
昨年の勝ち馬マッドクールはその後、チェアマンズスプリントプライズ⑪着、スプリンターズS⑫着と崩れたが、前走の阪神Cは②着と復調気配をみせた。10、11年キンシャサノキセキ以来の連覇に挑む。
ママコチャは一昨年のスプリンターズS覇者。寒い時季が苦手で昨年は状態が上がり切らずに⑧着止まりだったが、今年は前哨戦のオーシャンSを快勝といい臨戦過程を踏めている。
他の重賞ウイナーでは、トウシンマカオ、ナムラクレアはともに6F芝の重賞で現役最多の4勝。ここで念願のGⅠ初制覇を目指す。
さらに、シルクロードS勝ちのエイシンフェンサー、阪急杯を差したカンチェンジュンガに、昨年の香港スプリント③着のサトノレーヴ。2連勝と勢いあるビッグシーザーも。大混戦の桶狭間決戦となりそうだ。