【阪神大賞典】昨年の宝塚記念馬ブローザホーンが復権を目指す
公開日:2025年3月17日 14:00 更新日:2025年3月17日 14:00
今週は土、日で4重賞の豪華版。土曜日は中山と中京で3歳重賞が、日曜は阪神、中京で古馬重賞が行われる。阪神のGⅡ阪神大賞典は芝三千メートルで天皇賞・春の前哨戦としても重要な一戦だ。実際、一昨年はジャスティンパレス、昨年はテーオーロイヤルと、2年連続で阪神大賞典→天皇賞・春の連勝を決めている。
実績上位はブローザホーン。昨年の宝塚記念の勝ち馬だ。秋は心房細動などもあり結果が出せなかったが、中間は復権に向けて乗り込みは入念。先週は水曜に坂路で4F55秒1、土曜にもCウッドで1F11秒9をマークした。唯一のGⅠ馬として恥ずかしい競馬はできない。
ショウナンラプンタは前走の日経新春杯が②着。まだ重賞勝ちはないものの、青葉賞②着、神戸新聞杯③着と勝利まであと一歩のところまできている。初コンビとなる武豊のエスコートで重賞初制覇なるか。
ゴールデンスナップは昨年は阪神大賞典⑤着、ステイヤーズS④着。年明け初戦の万葉Sで②着に2馬身差の完勝でオープン初勝利を挙げた。ゴールドシップ産駒らしい長距離馬で、距離適性ならこの馬か。
ほかにも、昨年の②着馬で三千二百メートルの豪GⅠメルボルンCでも②着だったワープスピードに、京都記念③着のマコトヴェリーキーが参戦。日経新春杯で1番人気④着だったヴェローチェエラも巻き返しを狙う。