【有馬記念】ハーツ後継争いはスワーヴリチャード対ドウデュースか
公開日:2024年12月23日 14:00 更新日:2024年12月23日 14:00
勝ったレガレイラはハーツクライ直子のスワーヴリチャード産駒だ。
レガレイラと同じ3歳世代が初年度産駒となるが、昨年は新種牡馬で最多となる25勝を挙げてファーストシーズンサイヤーの座に。2歳リーディングサイヤーでも、キズナ、エピファネイアに次ぐ3位である。この活躍で初年度から200万円だった種付け料は今年から1500万円と一気に7・5倍にまでアップ。ここにきて人気を集めている種牡馬である。
春こそGⅠ勝ちはなかったが、菊花賞を制したアーバンシックに続いて産駒は秋GⅠ2勝目。2歳から動ける仕上がりの早さに加え、ハーツ系らしい成長力も見せたから、今後はますます目が離せなくなるか。
ハーツ産駒といえば残念ながら出走がかなわなかったドウデュースもそう。こちらは2歳から5歳まで毎年GⅠ勝ち。距離もマイル~二千五百までとオールラウンダーぶりを発揮した。引退直後でまだ種付け料などは決まっていないが、大人気なのは間違いない。ハーツ後継争いはこの2頭が中心となっていきそうだ。