【JBCクラシック】ウィルソンテソーロ4馬身差の圧勝劇
公開日:2024年11月5日 14:00 更新日:2024年11月5日 14:00
祝日の月曜にはJBC4競走が佐賀と門別で行われた。初めて施行された佐賀では3競走。クラシックはウィルソンテソーロが1番人気にきっちりと応えた。
ハナを切ったのは2番人気のウィリアムバローズ。ウィルソンは他馬数頭と好位グループを形成した。そのまま進めて、3角では早めにかわして先頭に立った。4角を回る時にはすでに2~3馬身差。そのまま独走態勢に入り、余力たっぷりにゴールイン。②着メイショウハリオは4馬身差、③着キリンジはさらに3馬身差の圧勝劇だった。
昨年はかきつばた記念、マーキュリーC、白山大賞典と交流重賞で3連勝。
しかし、大舞台ではチャンピオンズC、東京大賞典は②着、今年の帝王賞も②着とあと一歩及ばなかった。その悔しい思いを晴らすことに。地元出身の川田にとって万感の勝利となった。
なお、主な配当は馬連③⑩730円、馬単⑩③1240円、3連単⑩③②2万4510円。
レディスクラシックはマリーンCで④着のアンモシエラが逃げ切り。
2番手の馬に終始突かれた前走とは一転して、すんなりと単騎逃げに持ち込んだ。マイペースで走り、3角手前からは徐々にペースを上げて、後続を突き放す。直線に入ってもスピードは全く落ちず、内をロスなく回ったグランブリッジに4馬身差をつけた。
馬連⑦⑪900円、馬単⑪⑦2420円、3連単⑪⑦④9870円。
【JBCスプリント】タガノビューティー悲願の重賞制覇
スプリントはタガノビューティーが初重賞制覇を交流GⅠで飾った。
中団から進めて、向正面で早めにまくっていった。4角を大外で回り、直線では早々と先頭に。そこからも力強い伸びを見せて、内のチカッパとのたたき合いを鼻差で制している。
これまでは後方からの競馬が多かった。それが、7歳秋にして今までと違った競馬で結果を出せたのはいい。
馬連⑧⑪1170円、馬単⑧⑪3510円、3連単⑧⑪⑦4万9020円。
門別の2歳優駿を制したのはホッカイドウ競馬のソルジャーフィルド。
道中はじっくりと後方から進めた。勝負どころから動いて、直線では大外へ。残り1Fで先頭に立つと、そのまま中央勢の2頭を引き離してフィニッシュ。地元の所属馬が勝ったのは4年ぶりのことだった。
馬連⑦⑧3350円、馬単⑦⑧8610円、3連単⑦⑧⑩3万7020円。