【天皇賞・秋】リバティアイランドぶっつけVだ
公開日:2024年10月22日 14:00 更新日:2024年10月22日 14:00
5つ目のGⅠタイトルを
リバティアイランドが5つ目のビッグタイトル獲得に臨む。
2歳時は新馬①着、アルテミスS②着後、阪神JFを差し切って2歳女王に。3歳時はGⅠしか走らず、桜花賞、オークス、秋華賞の牝馬3冠を見事に達成した。ジャパンCでは“世界一”のイクイノックスの②着に頑張っている。
4歳の今年は自らが世界へ。ドバイシーマクラシックに遠征して③着。レベルスロマンスが2番手から抜け出し、3番手のシャフリヤールが②着に来た展開の中、中団で運んで、直線の猛追は目を引いた。
当然、前半戦の走りに期待が膨らんだ。ところが、右前の種子骨靱帯に軽度の炎症が見られたため、無理をせず春は全休し、秋に切り替えて調整されることに。
牧場で腫れが引いてから乗り込みを再開し、9月18日に戻ってきた。坂路、コースで乗り込まれ、先々週の金曜にCウッドで長めからの時計をマーク。そして、先週木曜には川田が手綱を取り、6F80秒2―35秒6、1F10秒8。ビシッと追われて4馬身先着だ。
「大幅に体重は増えているようですが、これは昨秋の休養明けと同じ。レースに向けて調整を進めていく中で絞れてくるものとみています。1週前はジョッキーに感触を確かめてもらいました。強いメンバー相手にもいい競馬をしてくれるだろうと期待を持って臨みたいです」(福永助手)
昨年は桜花賞が4カ月ぶり、秋華賞が5カ月ぶりでも何ら苦にしなかった。オークス、ジャパンCの走りを見れば、東京は臨むところ。テッポウVを飾り、さらに羽ばたいていきたい。