【天皇賞・秋】3冠牝馬リバティアイランドvsGⅠ3勝ドウデュース

公開日:2024年10月21日 14:00 更新日:2024年10月21日 14:05

 3冠レースが終われば今度は古馬の戦いだ。日曜は東京で170回目となる天皇賞・秋が行われる。昨年はイクイノックスが二千メートル1分55秒2のレコード勝ち。“世界最強馬”の実力を見せつけた秋の古馬中距離王決定戦に、今年も豪華メンバーが顔をそろえた。

 なんといっても注目は3冠牝馬リバティアイランドの復帰だ。3月のドバイシーマC③着のあとに右前種子骨靱帯の炎症が判明し、春は回復に専念。秋に備えてきた。

 その効果もあり、先週のCウッド追いではラスト1F10秒8で4馬身の先着と久々を感じさせない動き。昨年のジャパンCではイクイノックスの②着と牡馬相手にも通用するところを証明しており、ここも主役の座は譲れない。

 昨年の天皇賞では2番人気で⑦着だったドウデュース。だが、好メンバー揃いの有馬記念を制するなど、やはり実力は本物だ。前走の宝塚記念⑥着は道悪が響いた結果で、馬場のいい東京なら見直せる。イクイノックスと同世代のダービー馬が、今年こそ秋の盾取りを狙う。

 今春のGⅠ馬では大阪杯を制したベラジオオペラが参戦。前走の宝塚記念も見せ場をつくっての③着と今年は充実ぶりが目立つ。勝てば17年キタサンブラック以来、2頭目の春秋の古馬二千メートルGⅠ制覇となる。

 他にも昨年の天皇賞・春の勝ち馬で、秋も②着だったジャスティンパレスや、皐月賞馬ソールオリエンスにダービー馬のタスティエーラ。エプソムC↓オールカマーと重賞連勝中のレーベンスティール、小倉記念でレコードVのリフレーミングといった上がり馬なども一気のGⅠ取りを狙う。

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