【新潟記念】ライトバック春より成長して好仕上がり

公開日:2024年8月28日 14:00 更新日:2024年8月30日 11:16

3歳牝馬初のVあるぞ

 春は桜花賞、オークスで連続③着。世代トップレベルの走りを続けた。GⅠ2戦はブッツケで挑んだが、今回はステップレースに年長馬相手を選択したのは「経験値を上げたい」とは茶木師だ。

 放牧から8月2日に帰厩。翌日から坂路で下地をつくってCウッドへ。1週前は6F79秒8―37秒1、1F11秒4。ゴールを過ぎても気合をつけられていた。

 今週は6F83秒2―37秒1、1F11秒4。春は前進気勢の強さが目立っていたが、今季は馬場入りから落ち着きがあり、折り合い面に進境が見られる。3F過ぎからスピードに乗せていくと、直線はこの馬らしい大きく力強いフットワークで駆け抜けた。馬体はひと回り大きく見せて、心身ともに成長を感じさせる。3歳牝馬による初の新潟記念制覇を遂げて、秋への大きな一歩を決めてもいい。

〇…攻め馬を確認した茶木師は「先週しっかりやっているので、けさは馬なりで。道中はしっかり我慢が利いて、しまいもスッと反応。いい追い切りだったと思います」。続けて「精神的にもお姉さんになりつつありますし、背が伸びてキ甲も抜けて大人になってます。新潟は勝っているコースで、有利不利がない舞台。ベストだと思いますよ」と終始、前向きだった。

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