【札幌2歳S】北の大地でクラシック候補が激突
公開日:2024年8月26日 14:00 更新日:2024年8月30日 11:16
土曜には札幌2歳Sが行われる。近年では20年にGⅠ3勝馬ソダシ、21年には皐月賞馬ジオグリフを輩出している注目の出世レース。サマーシリーズの2歳重賞で唯一の千八戦だけあって、クラシックを見据えた素質馬が出走してくる。
実績で一歩リードしているのが新馬→コスモス賞と連勝して2戦2勝のアスクシュタインだ。
初戦同様に前走もスタートを決めて楽にハナへ行くセンスの良さ。ラストは後続を離す一方で7馬身差の圧勝だから、まさに力が違う勝ちっぷりだった。もちろん、重賞のここでも十分に主役を張れる。
大物感なら同じドゥラメンテ産駒のキングスコールも負けてない。
今回と同じ札幌芝千八のデビュー戦は3コーナーから後続の動きに合わせて早めスパート。3馬身差の完勝で時計は1分47秒8のレコードだったから、こちらもポテンシャルは相当高い。
札幌芝千八の新馬勝ちからは他にも重賞4勝のミスパンテールの仔マテンロウサン、堀厩舎のドゥラメンテ産駒ファイアンクランツなども登録。さらに、ショウナンマクベス、モンドデラモーレなど6月東京の新馬勝ち組も参戦して、ハイレベルな戦いになりそうだ。