伏兵の好走もたびたび

20年は５歳馬が①②着で３連単２４４万円（Ｃ）日刊ゲンダイ

拡大する

　ＣＢＣ賞は５歳が圧倒的な強さを見せている。過去１０年間の年齢別成績は次の通り。

　　　① ② ③ 外　③着内率
３歳　１ １ １ 11・２１４
４歳　１ ０ ０ 18・０５３
５歳　７ ５ ４ 31・３４０
６歳　１ ２ ５ 39・１７０
７歳上０ ２ ０ 24・０７７

　③着内にきた３０頭のうち、５歳が１６頭と他の追随を許さない。１０回中６回で最低２頭が馬券に絡み、２０１４、１７年には上位を独占した。

　もちろん人気サイドだけでなく、伏兵も。

　２０年は５歳牝馬の２頭がアッと言わせた。単勝オッズ９３・１倍の１３番人気ラブカンプーが２枠３番から先手を奪うと、直線も脚色は衰えず。終わってみれば後続に影を踏まさない完勝劇だ。

　そして、②着も単勝オッズ７３・１倍の１１番人気アンヴァルが好位追走から粘り込み。３番人気の６歳レッドアンシェルが③着でも、３連単は２４４万４６３０円のドリーム馬券に。

　また、翌２１年も８番人気ファストフォースが果敢にハナに立つと、３歳馬ピクシーナイト＝２人の猛追を半馬身差しのいで１分６秒０のレコード勝ち。この時は③着も６番人気の５歳アウィルアウェイが食い込み、３連単は９万３７１０円。

　①～③着を占めた１７年は、２番人気シャイニングレイが４角１５番手から大外一気に差し切り。１３番人気セカンドテーブルが２番手追走から②着。逃げた８番人気アクティブミノルが③着に踏ん張って３連単４１万７４９０円といった具合だ。

　今年も５歳から目が離せない。アグリ、アネゴハダ、サウンドビバーチェ、ジャスティンスカイ、ショウナンハクラク、スコールユニバンス、ドロップオブライト、メイショウソラフネの８頭がエントリー。またまた上位に名前を連ねるか。