【関屋記念】調教マル得チェック

公開日:2024年8月7日 14:00 更新日:2024年8月7日 14:00

ジュンブロッサム余力十分に1F12秒3

ジュンブロッサムA
 6月京都で3勝クラスを勝ち上がってますます快調か。1週前にはCウッド単走で6F81秒1、1F11秒1と軽快な脚取りで好時計。今週も角馬場で体をほぐしてからCウッドへ。馬場入り直後は気が入ったが、すぐに収まり、気分良さそうに周回。余力残しで6F86秒7―40秒1、1F12秒3。追えばいくらでも動きそうな実に軽いフットワークだ。馬体も良く見せて、仕上がりは申し分ない。友道師は「1週前にCウッドでしっかりやったので、けさは無理せず確認程度で。暑さに負けることなく、馬の雰囲気はとてもいいですよ。新潟の時計勝負は歓迎。重賞でも楽しみの方が大きいです」と。

トゥードジボン A
 サマーマイルシリーズ初戦の米子Sを勝った後は放牧で再調整。帰厩後は日、水とCウッドで6Fからしっかりと時計を出して乗り込みは十分だから、今週はポリトラックで息を整える程度で4F55秒0―40秒5、1F12秒3。もともと攻め駆けするタイプだが、動きは相変わらず、時計以上に良く見せる。四位師は「暑さ、輸送を考慮して、けさは調整程度でサッと。1週前に鞍上も好感触を掴んでくれているし、いい状態ですよ。前走のように自分のリズムで走れたら重賞でも」と。

ダディーズビビッドB
 Cウッドでの単走馬なりで6F89秒8―41秒1、1F12秒2。いつもの調整パターンという感じで、もう少し気合がほしいイメージはあるが、先週までは少し太めに感じた馬体は締まって見せている。千田師は「上がり重点でも少しかかってしまったかな。でも、順調にきていますよ。最近、ダラッと走る感じなのでマイルに延ばして、道中で持つところができれば」と。

メイショウシンタケB
 昨年のサマーマイルシリーズ覇者で、前走の米子Sは⑤着だったが、上がり最速の末脚を発揮して0秒4差と地力をみせた。今週はいつものようにCウッドへ。3~4馬身前の馬を目標にして余力残しで6F89秒8―39秒5。手綱を緩めればはじけそうな手応え、脚さばきで、時計以上に雰囲気はいい。千田師は「前の馬(バースクライ)を追い掛けてラスト1F11秒2。状態面の波がない馬で、変わらずにこれているよ。ゲートが出ないから展開待ちだけど、サマーマイル連覇に向けていい競馬を」と意欲的。

ロジリオン    B
 パラダイスS④着後は放牧でリフレッシュ。7月18日に帰厩後も順調に乗り込まれている。1週前には永野を背にウッド3頭併せで5F68秒0―38秒0、1F11秒5。残り1F過ぎから先行する僚馬2頭に鋭く並びかける好調教をこなした。けさは2頭併せで6F83秒5―37秒6。先週同様、直線は素軽い脚さばきで1F11秒4をマークした。持ったままで先行馬に並びかけた動きに、古賀慎師は「放牧を挟んで元気ですよ。けさはしまい重点でいい動きでした。フレッシュな状態で出せますね」とデキの良さをアピールした。

パラレルヴィジョンB
 ダート(Eコース)で脚慣らし後にウッドへ。併せ馬でぴったり後ろを追走し、5F67秒1―37秒9、1F11秒7をマーク。4コーナーで内に入り、ゴール前でグイッと伸びて1馬身先着を果たした。「しまいは余力があってスムーズだったし、反応も良かったよ」とは見届けた国枝師。動ける態勢にはある。

サクラトゥジュールC
 2月の東京新聞杯で重賞初制覇を決めて以来、半年ぶりの実戦。1週前にウッドで5F64秒0―35秒0、1F11秒1の好時計をマークして、最終調整は坂路で行われた。道中は頭を上げて行きたがるシーンも見られたが、最後まで我慢を利かせて時計は56秒5―13秒2。オーバーワークを避けて控えめな内容だが、先週までで十分に仕上がっている。

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