【宝塚記念】エピファネイア産駒は今春のGⅠ4勝目
公開日:2024年6月24日 14:00 更新日:2024年6月24日 14:00
「5歳時の勝利」に価値あり
勝ったブローザホーンの父はエピファネイア。同産駒はこれが今春GⅠ4勝目となった。
しかも、制したレースが桜花賞=ステレンボッシュ、ヴィクトリアマイル=テンハッピーローズ、日本ダービー=ダノンデサイルに今回の宝塚記念。マイルから二千四百までオールマイティーに結果を出している点は評価できる。
加えて、今春は古馬GⅠで2勝。これまでデアリングタクト、エフフォーリアなど、3歳シーズンは活躍しても、古馬になって伸び悩む馬が目立っていたため、古馬のGⅠホース(テンハッピーローズが6歳、ブローザホーンは5歳)を出したことは非常に価値が高い。
ちなみに、今年のGⅠシリーズで複数頭の勝ち馬を出しているのはエピファだけ。ディープインパクト、キングカメハメハ亡きあとの種牡馬争いでも完全に一歩抜け出したのではないか。