岩田望、田口 相次いでフランスへ武者修行へ
公開日:2024年6月20日 14:00 更新日:2024年6月20日 14:00
帰国後の活躍が楽しみ
およそ1週間前の12日(水)、関東オークスで1番人気のアンデスビエントが逃げ切り。鞍上の田口は初の重賞勝利を飾った。
そして先週日曜のマーメイドSでは永島騎乗のアリスヴェリテが逃げ切って、こちらも重賞初制覇。田口は2年目の20歳で、永島は4年目の21歳である。
このように夏競馬は若手ジョッキーが飛躍する時季。3場開催で有力ジョッキーも分散し、騎乗馬の質量ともに向上するが、その一方で海外に武者修行する者も。
その田口は3回小倉開催終了後の7月4週目からおよそ2カ月、フランスで武者修行することを発表。パリ近郊のシャンティイに厩舎を構える小林智調教師が受け入れ先となる。
師は08年に日本人初となるフランスで調教師免許を取得し、これまでにも藤岡佑、西村淳が遠征した時に受け入れてきた。今年JRA24勝で伸び盛りの田口はさらにひと皮むけて帰ってくるか。
それよりひと足先に来週から約2カ月の渡仏を表明したのが6年目の岩田望。ルメールからクリストファー・ヘッド厩舎、ジャンクロード・ルジェ厩舎を紹介されたという。
ともにレースでの騎乗は未定だが、帰国後の成果が非常に楽しみだ。