【2024年にデビューする新種牡馬紹介】⑤モズアスコット 欧州×米国配合で芝、ダートGⅠ勝ちの二刀流
公開日:2024年6月13日 14:00 更新日:2024年6月13日 14:33
21年種付け頭数167頭
【現役時代成績】
26戦7勝②着6回(日本、香港)
●主な勝ち鞍 安田記念(18年GⅠ千六百㍍芝)、フェブラリーS(20年GⅠ千六百㍍ダ)、根岸S(GⅢ千四百㍍ダ)
母系次第で様々な産駒が 条件替わりでの一変が好配当の使者に!?
父は欧州で14戦14勝、GⅠ10勝を挙げた〝怪物〟フランケル。母インディアはGⅡコティリオンBCHなど北米で6勝と欧州と米国のミックス配合。モズアスコット自身も芝、ダートの両方でGⅠを制した二刀流。組み合わせる母系次第でいろんなタイプを出しそうな配合だ。
父はマイラーだったため、産駒も千六あたりを中心に活躍すると見るが、父系は欧州スタミナ型のサドラーズウェルズ系。スタミナを補う配合をすればクラシック戦線をにぎわす産駒も出てくる可能性は十分に考えられる。
スパッと切れるというよりもスピードの持続力を生かす配合。SS系で瞬発力のある馬と組み合わせも魅力はある。そのため、産駒も結果が出てなくても条件替わりでガラリ一変する馬も多くなりそうで、馬券妙味という面でも目を離せない種牡馬となりそうだ。