【米子S】アスクコンナモンダ、今度こそ
公開日:2024年6月11日 14:00 更新日:2024年6月11日 14:00
照準はずっとマイルに
アスクコンナモンダがオープン突破を狙う。
デビュー戦のダート千四で⑫着以降はずっとマイルに照準を定めて使われている。1勝クラスの千八で②着以外は全14戦中、12戦がこの距離だ。
3歳時は未勝利、4歳時は1、2、3勝クラスを勝ち上がった。2連勝の勢いで臨んだ秋の京成杯AHこそ⑨着と壁にはね返されたが、その後は違っている。
2カ月半ぶりのキャピタルSで③着と圏内入り。再び2カ月半あけて、5歳になった今年は東京新聞杯④着、ダービー卿CT③着と重賞で上位争いを演じた。ここ3戦はいずれも道中はじっくりと運んで、しまいはいい伸びを見せた。
今回も同じく2カ月半の間隔を取り、入念に調整されてきた。2週前にはCウッドでびっしりと併せ馬を消化し、先週は6F84秒6―37秒3、1F11秒1、余力たっぷりに鋭い切れ味で駆け抜けている。
「乗り込みは順調。いつも調教は動くので、追い切り時計だけで調子の良し悪しは掴みづらいタイプですが、状態は高いレベルで安定しているように思えます」(福永助手)
良馬場で2勝、重馬場でも2勝を挙げている。前2走は良馬場、稍重と馬場状態を問わずに走れるのもいい。
「ここ2走では重賞でも通用する実力を示してくれた。オープン初勝利を挙げられるよう、体調を整えていきたいですね」
待望の先頭ゴールとなるか。