【桜花賞】ステレンボッシュ2度目の栗東入りで落ち着き十分

公開日:2024年4月3日 14:00 更新日:2024年4月3日 14:00

2週連続の併せ馬を消化

 阪神ジュベナイルFはラスト3F最速の末脚で追い込んで首差の②着。当時は中2週で栗東入りの強行軍だったが、今回は放牧を挟んで3月14日に栗東へ。もはや、ブッツケ本番がマイナス要因にならないことは周知の通りだ。

 2度目の栗東、レースまで時間があったことで環境にも慣れて、普段の歩きから落ち着きがあるのがいい。先週までにCウッドで6F追いを3本消化。1週前には古馬ハヤヤッコに馬なりで3馬身先着と素軽い動きを披露している。

 今週もCウッドで併せ馬。追走から直線は僚馬と馬体を合わせてゴールに入った。それほど調教では目立たないタイプだけに、6F82秒7―37秒1、1F11秒7なら十分だ。

 一見、シャープにも感じる馬体でもバランスのいい走りで、体幹の強さが目につく。管理する国枝師は10年アパパネ、18年アーモンドアイと現役最多の2勝。さらに勝利を伸ばすシーンも十分にありそうだ。

〇…「凄く良かったね」とは追い切りを見届けた国枝師の第一声だ。続けて「先週よりも良かったし、今週はいい攻め馬ができた。ラストも追うほどじゃなかったしね。数字的には変わっていないけど、体がしっかりしてきている印象。先週見た時よりもフックラとしてる。十分チャンスはあるんじゃないかな」と桜3勝目を意識していた。

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