【大阪杯】タスティエーラ古馬GⅠ掴む

公開日:2024年3月26日 14:00 更新日:2024年3月26日 14:00

有馬記念の上位馬不在でここは譲れない

 ダービー馬タスティエーラが復権を目指す。

 昨年の3歳3冠では②①②着。皐月賞ではゴール前でソールオリエンスの強襲に遭って、悔しい銀メダル。その雪辱を果たしたのがダービーだ。

 4番手から早めに抜け出すと、今度はソールの追い上げを首差しのいでフィニッシュ。見事に世代の頂点に立った。

 昨秋は異例ともいえる直行での菊花賞参戦。春2冠でしのぎを削ったライバルには先着したものの、ここでは新たな強敵が立ちはだかった。4連勝中の上がり馬ドゥレッツァをとらえ切れず、3馬身半差で涙をのんだ。

 とはいえ、ダービー制覇を含む3冠オール連対は立派。そして、前走の有馬記念では年長馬と現役トップの座をかけて戦うことに。

 ところが、レースでは馬混みからの競馬で思ったほど反応が良くなく、直線入り口では前をカットされる不利も。ラストは0秒6差⑥着まで盛り返したが、歴戦の古馬にはね返される形になった。

 捲土重来を期す明け4歳の今年はこの大阪杯を初戦にチョイス。有馬記念で先着を許した上位馬は引退したタイトルホルダーを除く4頭がドバイへ。ならば、メンバー的にも新世代が主役を張っていい。

 中間は放牧先から2月28日に帰厩して、ここ目標に順調に調整が進められてきた。

「有馬記念の前もカイ食いは良かったんですが、当時よりも良くなって完食する日が多くなりました。リフレッシュして戻ってくると気持ちが少したかぶるので、心身のバランスを取ってから仕上げてきました」(堀師)

 先週木曜はウッド単走で5F65秒4―35秒8、馬なりで余力を残して1F11秒2をマークした。

「息はいいですし、DDSPの症状も出ていませんが、フットワークにまだ重さが残っています。それでも順調に仕上がってきている印象です」

 1週前としては十分、合格点の動き。今週のひと追いで万全の態勢を敷いて、2つ目のGⅠタイトルを狙う。

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