【金鯱賞】プログノーシス、ドゥレッツァらがここから始動
公開日:2024年3月4日 14:00 更新日:2024年3月4日 14:00
8週間続いた小倉競馬は先週で終了。第3場開催は今週から中京に舞台を移す。
いわゆる“裏開催”ではあるものの、最終日の24日にはGⅠ高松宮記念が組まれており、今週もGⅡ金鯱賞が。中身の濃い3週間だ。
その金鯱賞が3月に移動したのは17年のこと。過去の勝ち馬にはスワーヴリチャード、ダノンプレミアム、サートゥルナーリア、ジャックドール、プログノーシスなど、そうそうたる顔ぶれだ。
今年もプログノーシスはここから始動。昨年は重賞未勝利馬で、このレースが初重賞Vだった。
現在は昨夏の札幌記念も加えて、GⅡ2勝馬。天皇賞・秋でも③着とさらに力をつけた。得意の二千メートルで連覇を狙う。
重賞こそ1勝でも、その1勝がGⅠ菊花賞なのがドゥレッツァ。未勝利から5連勝で、3歳の頂点に上り詰めた。今回は休み明けで二千メートル戦がどうかだが、ここから春の盾を狙うだけに、まずはいい競馬を見せたいところだ。
その菊花賞では⑮着に大敗したが、二千メートルで巻き返したいのがノッキングポイントだ。新潟記念では古豪ユーキャンスマイルに1馬身差の勝利。ダービー⑤着の実績もあり、ここを飛躍の足掛かりとしたい。
上昇度ならヤマニンサルバムか。二千メートルで2連勝。前走の中日新聞杯は今回と同じ舞台で、中京5勝のコース巧者だ。