【阪急杯】ダノンティンパニー、アサカラキングなど距離巧者が揃う
公開日:2024年2月19日 14:00 更新日:2024年2月19日 14:00
西は今週から阪神へ。4月14日の皐月賞デーまで8週間の連続開催となる。
開幕週のメインはGⅢ阪急杯。先週、同じ千四の京都牝馬Sが組まれていたとあって、ほとんどが牡馬というメンバー構成だ。
昨年の勝ち馬はアグリで、②着がダディーズビビッド。アグリは千五→千四→千四で3連勝し、初のオープン挑戦だったここで初重賞V。ダディーズは千四のオープン特別で2勝の距離巧者だ。
距離適性に注目すればダノンティンパニーが1番か。2、3勝クラスを千四で連勝。その勢いで挑んだ前走のニューイヤーSは1番人気で⑤着だったが、スタートが良くなかったし、直線では前が詰まる場面も。それでいて0秒3差なら悪い内容ではない。千四なら巻き返しは必至だ。
昨年のアグリのように千四で2、3勝クラスを連勝中なのがアサカラキング。ここ2走は逃げ切りで、馬場がいい開幕週というのも味方になる。
同じ舞台ですでに重賞を制しているのがウインマーベルだ。阪神Cは22年の葵S以来、1年半ぶりの勝ち星。一時の不振から完全に脱したか。
千二だが、3連勝中なのがサトノレーヴ。マイルで未勝利勝ちがあり、千四も守備範囲だろう。今回は昨年4月以来の休み明けだが、ここで好走すればGⅠも視界に入ってくる。