【フェブラリーS】キングズソード1週前から大きく変化

公開日:2024年2月14日 14:00 更新日:2024年2月14日 14:00

1F11秒6をマークし、さらにゴールを過ぎても気合づけ

 昨年のこの時期はまだ3勝クラス。その後、夏競馬でオープン特別を2連勝すると、秋はJBCクラシックで②着以下に0秒9もの差をつけて、GⅠ馬にまで駆け上がった。続く東京大賞典は展開利がない中でも⑤着。ダート界で地位を固めつつある。

 放牧から1月24日に帰厩。1週前のCウッド追いは調教師自らが手綱を取り、気合をつけて6F83秒7をマークしている。

 今週は岩田望が騎乗。いつものようにBコースを半周して、向正面からCウッドへ。リードホースを3馬身前に見ながら無理なく内から並びかけて、馬体を併せてフィニッシュ。時計は6F81秒2―37秒4、1F11秒6。最後は“ダメ押し”のようにゴール過ぎまで気合をつけてきた。

 先週までの動きはもっさり感もあったが、今週は上昇ムードでピリッとし、気合乗りも上々。このひと追いで態勢が整ってきそうなイメージだ。

〇…「いやぁ、よかったですね」とは寺島師。引き揚げた愛馬を見届けて満面の笑みでこうジャッジした。「自分が乗った1週前が(1F)12秒6で“これだけしか出ていないの”という感じでしたが、けさは時計、動きともに文句なしですね」と続けた。「東京大賞典(⑤着)は内で閉じ込められて噛んでいました。思った形で運べませんでした。今は千八でも走れますが、元は短い距離の馬。ワンターンの条件は合うと思っています」

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