【23年度JRA賞】今年もイクイノックスが年度代表馬に

公開日:2024年1月10日 14:00 更新日:2024年1月10日 14:00

父子とも2年連続は史上初

 9日(火)に、「2023年度JRA賞」の受賞馬が発表された。

 注目の年度代表馬は22年に続いてイクイノックスが293票(満票は295票)で選ばれた。2年連続は史上5頭目。父キタサンブラックも16、17年度に受賞しており、父子ともに2年連続で年度代表馬となるのは史上初だ。また、最優秀4歳以上牡馬(294票)にも選出されている。

 ソングラインも最優秀4歳以上牝馬(275票)に加え、今回から新設された最優秀マイラー(275票)の2部門を受賞した。最優秀3歳牝馬には史上7頭目の牝馬3冠を達成したリバティアイランド(294票)。最優秀3歳牡馬はダービー馬タスティエーラ(260票)に。

 激戦が予想された最優秀ダートホースはフェブラリーS、チャンピオンズCのJRAダートGⅠ完全制覇を果たしたレモンポップが166票で選出。ドバイワールドCなどを制したウシュバテソーロは126票で次点だったが、特別賞が贈られることになった。

 また、朝日杯フューチュリティSを勝ったジャンタルマンタル(288票)が最優秀2歳牡馬。最優秀障害馬には暮れの中山大障害を10馬身差で圧勝したマイネルグロン(279票)がそれぞれ受賞している。

 最優秀スプリンターはママコチャ(226票)が選出されたが、該当馬なしが43票もあった。

 最も接戦だった部門は「最優秀2歳牝馬」で、阪神JF馬アスコリピチェーノが163票。GⅠ昇格後、初の牝馬によるホープフルSを制覇したレガレイラが132票で31票差だった。

 なお、今回は全部門で満票の受賞がなかった。

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