【日経新春杯】菊花賞以来の明け4歳馬と他世代の対決
公開日:2024年1月9日 14:00 更新日:2024年1月9日 14:00
今週は東西で3重賞。京都の日曜メインはハンデGⅡの日経新春杯だ。
ここは菊花賞以来となる明け4歳の3頭に注目。サトノグランツは昨年、春に京都新聞杯、秋に神戸新聞杯と2つのトライアルを制した。長くいい脚を使うのが持ち味。ダービーは⑪着、菊花賞は⑩着と結果を残せなかっただけに、今年はGⅠでも活躍したい。
ハーツコンチェルトは春に青葉賞で②着と権利を獲得すると、ダービーでは首、鼻差の③着と接戦を演じた。秋は神戸新聞杯⑤着、菊花賞⑥着。菊花賞では4角でバランスを崩す場面があった。スムーズな競馬で。
サヴォーナは秋に10番人気の神戸新聞杯で②着にきて菊花賞へ。大舞台でも[15][3][2]から⑤着と掲示板入りし、フロックではないことを見せた。中竹厩舎は京都金杯をコレペティトールで勝っており、勢いもある。
他世代も多士済々。5歳ブローザホーンは昨夏に札幌日経オープンで6馬身差の圧勝を演じた。京都大賞典は心房細動で競走中止となっており、仕上がりが鍵に。6歳カレンルシェルブルは昨年、福島民報杯勝ち。武豊との初コンビで臨む。
7歳ディアスティマは昨年、日経賞③着、目黒記念②着と二千五百のGⅡで圏内入り。待望の先頭ゴールを目指す。8歳ヒンドゥタイムズは昨年の小倉大賞典で重賞ウイナーとなった。前走の京都大賞典でも0秒2差④着と頑張っている。混戦ムードの中、最後に笑うのはどの馬だろうか。