【ホープフルS】注目は東西の重賞ウイナー シンエンペラーとゴンバデカーブース
公開日:2023年12月25日 14:00 更新日:2023年12月25日 14:00
有馬記念も終わり、今年の中央競馬もいよいよオーラス。最後を飾るのは2歳GⅠのホープフルSだ。昨年はムルザバエフに導かれて14番人気ドゥラエレーデが大金星。②③着にも7、6番人気が入り、3連単246万6010円という大波乱の結果となった。
来年の飛躍を目指して今年は22頭がエントリーしてきた。
まず注目はシンエンペラー。20年凱旋門勝馬ソットサスの全弟という良血だ。デビューは11月と遅かったが、3馬身差で完勝した。続く京都2歳Sは距離延長もこなし、差し切って1番人気に応えてみせた。中山でどんな走りを見せてくれるのか楽しみな一頭だ。
ゴンバデカーブースは6月の東京で逃げてデビュー勝ち。秋初戦のサウジアラビアRCは対照的に控えて最後方からで、直線半ばであっさりと抜け出すと2馬身差で快勝している。2Fの距離延長をこなせれば。
シリウスコルトは新馬→新潟2歳Sで千二、千六と距離を延ばして、前走は今回と同舞台の芙蓉S勝ち。一度、勝ったコースで再現があっても。
他にも野路菊S勝ちヴェロキラプトルを筆頭に2勝組のアンモシエラ、センチュリボンド、JBC2歳優駿②着のサンライズジパングらがスタンバイしている。
出世レースを制するのはどの馬か。