泣いたり笑ったり 記者の取材、印と馬券の物語

【泣いたり笑ったり 記者の取材、印と馬券の物語・菊花賞】01年①着マンハッタンカフェ/勝羽記者

公開日:2023年10月21日 17:00 更新日:2023年10月21日 17:00

②着にマイネルデスポットが逃げ粘って…

 2001年の春はイチロー・フィーバーで沸いていた。連日、紙面を賑わせ、開幕戦の4月2日に旋風は幕を開ける。

 その2週間後が皐月賞だった。勝ったのは“超高速の怪物”アグネスタキオン。5馬身千切った不良の弥生賞に続く、横綱相撲。無敗の4連勝にナリタブライアン以来の3冠馬を待ち望…

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10月22日(日)京都競馬場

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勝羽太郎

 1974年、愛知県で生を受ける。名前の通りのザ・長男。
 大阪での学生時代、暇な週末は競馬場に通い、アルバイトをきっかけに日刊ゲンダイへ。栗東トレセンデビューは忘れもしない99年3月24日。毎日杯の週で、初めて取材した馬は連勝中だったテイエムオペラオー。以降、同馬に魅せられ、1勝の難しさ、負けに不思議の負けなしと、学ばせてもらったことは実に多い。
 グリーンチャンネルでパドック解説をさせていただいているが、パドック党であり、大の馬体好き。返し馬をワンセットで見たい派。現場、TV観戦でもパドックが見られなかったレースの馬券は買わないと決めている。
 余談だが、HTB「水曜どうでしょう」の大ファン。こんこんと湧き出る清水のように名言を連発する大泉洋氏を尊敬してやまない。もちろん、“藩士”ゆえにDVD全30巻を所持。

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