目を引く脚だった。日曜のもみじSを紅一点で制したナナオだ。好スタート好ダッシュから前半3F37秒6のスロー逃げに持ち込むと、勝負どころから徐々にペースアップ。ラスト4Fから2Fは11秒8―11秒7―10秒6の加速ラップで後続を翻弄。名前の通り、逃げ“脚”で男たちを手玉に取った。…
“期待値が最も高いのはワイドだ”という持論のもと、人気サイドと中穴を絡めたワイド一点勝負を得意とするレース部の最年少。22年春から栗東で取材に励んでいる。一点勝負で磨いた感性と、変幻自在の組み合わせで一獲千金を狙う。