【秋華賞】リバティアイランド3冠達成へ向けて一点の曇りなし
公開日:2023年10月11日 14:00 更新日:2023年10月11日 14:00
1F11秒7は動かし過ぎず、軽過ぎず
牝馬3冠の達成へ向けて、栗東へは9月12日に戻ってきた。坂路で立ち上げ始めて前2週はコースへ。1週前は川田を背に6F81秒5の自己ベスト。直線は気合をつけた程度で存分に余力を残しつつも、ラスト2Fは10秒9―11秒0と強烈な切れ味だった。
今週は火曜に坂路4F66秒4で軽く駆け上がって準備を整え、けさは開門直後のCウッドへ。川田を背に登場した。
リードホースを前に見ながら3F標から徐々にピッチを上げて直線へ。1週前は一気に抜き去ったが、今週はひと呼吸待って追い出して6F82秒1―37秒2、1Fは11秒7。本番を前に動かし過ぎず、軽過ぎずの絶妙なさじ加減。まさに理想的な攻め内容になったのではないか。
猛暑の夏を順調に過ごせたのは、ひと回り大きくなった馬体を見ても明白。太め感はないし、スピードに加えて、可動域が広く、走りに力強さ、バネを感じさせるフットワークはひときわ目を引くもの。偉業達成へ向けて何の不安もない。