今週から舞台は東京、京都に移り、秋競馬も本番へ。昨年と同じく、３日間競馬でのスタートを迎える。日曜の東京メインはＧⅡ毎日王冠。昨年は白熱した直線の攻防をサリオスが制して、レコードも更新してみせた。

　まず注目はソングライン。春にはヴィクトリアマイルで前年の覇者ソダシを撃破してＧⅠ２勝目を挙げると、続く安田記念は牡馬を相手に１馬身４分の１差の完勝劇。連覇を達成してみせた。秋の始動戦にここを選択。勝って弾みをつけたいところ。

　シュネルマイスターは３歳時に当レースを勝利した。昨年こそ振るわなかったものの、今年に入ってからは復調気配。２走前には接戦のマイラーズＣを勝って１番人気に応えている。安田記念は惜しくも③着だったが、直線は目立つ伸びを披露した。２年ぶりの勝利となるか。

　昨年②着のジャスティンカフェは春のエプソムＣを快勝。直線は外から鮮やかに突き抜けた。重賞実績を積んで、今年こそＶを狙う。

　他にもラジオＮＩＫＫＥＩ賞勝ちエルトンバローズ、ニュージーランドＴを勝ったエエヤン、東京新聞杯を逃げ切ったウインカーネリアンなどがスタンバイしている。