【神戸新聞杯】サスツルギ 馬なりでもパワフル

公開日:2023年9月20日 14:00 更新日:2023年9月20日 14:00

 7月中京の2勝クラスを快勝後はノーザンファーム天栄へ。8月下旬に美浦へ帰厩して乗り込んでから、今月3日栗東入りした。前走時と同様の栗東調整で環境への慣れも早く、順調に調整されてきた。

 今週はレースで手綱を取る北村宏も栗東入りしてのCウッド追い。馬なり調整にとどめたが、併走相手とはゴールまでしっかりと併せてのフィニッシュで6F83秒0―38秒2、1F11秒8をマークした。道中の脚さばきは軽快そのもので、少しでも仕掛ければ一気にはじけそうな余韻を残したまま、しびれるような手応え。パワフルさを感じさせるフットワークも印象に残った。

 馬体のつくり、毛ヅヤも上々。非常に高いレベルでのトライアル参戦になりそうだ。

○…「しっかりと動けていましたし、コンディションはいいなと感じました」が調教をつけた北村宏の感触だ。「いろいろと打ち合わせをして、一頭、誘導してもらい、追いかける形から併せて。ハミ受けをはじめ、課題に取り組んでいると聞いていましたが、聞いていた印象よりもいい方に進んでいると思いました。結果につなげたい」

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