【札幌2歳S】ガイアメンテ「古馬みたいな走り」

公開日:2023年8月30日 14:00 更新日:2023年8月30日 14:45

 札幌の新馬戦でいい勝ち方をしたガイアメンテは中3週。放牧を挟んでの調整は順調そのもの。

 最終追いは武豊が騎乗して芝コース。前を追いかける形も気負うところはなく、ゆったりとした走りだ。全体時計は5F65秒5―35秒9。ストライドが大きく、力強いフットワークで1F11秒2で併入した。「大きく変わらないですが、相変わらずいい動きですね。古馬みたいな走り」と鞍上も満足顔だ。

 僚馬ウールデュボヌールはガイアメンテの前を行く形。5F65秒9―36秒3で併入した。1Fは強めで11秒2。「相手に食らいついて、いい攻め馬だった」とは須貝師だ。

 阪神の新馬戦①着から転戦となるギャンブルルーム。先週に札幌入り後も落ち着きがあるのは好感が持てる。最終追いはダートで5F66秒3―37秒2、素軽いフットワークで1F12秒1。動きを見届けた谷口助手は「サラリという指示通りでしたね。ストライドは奇麗で軽やかな走りでした。未完成な部分はありますが、態勢は整っています」。

 ロジルーラーは芝コースで別の組の併せ馬を追いかける形でスタート。自身は単走だったが5F63秒6―35秒4の好時計を楽々とマークした。日曜に札幌入りしたばかりだが、軽快な走りで調子の良さが伝わってきた。

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