名手の競演ワールドオールスタージョッキーズにも注目

　今週末は札幌がアツい。土日には外国人騎手６人、地方騎手１人を招いたワールドオールスタージョッキーズ。さらに日曜メインは「サマースプリントシリーズ」第５戦のＧⅢキーンランドＣが行われる。ＷＡＳＪは昨年、３年ぶりに開催され、大いに盛り上がった。結果、ＪＲＡ所属騎手が１～３位を独占したが、今年は１５年に優勝したモレイラが参戦。外国人騎手の逆襲があるか。

　キーンランドＣはサマーシリーズであるとともに、①着馬にはスプリンターズＳの優先出走権も与えられる秋へ向けて重要な一戦。高松宮記念②着のナムラクレアはここから始動する。前走のヴィクトリアマイルはやはり距離が長かったか⑧着だったが、千二では重賞３勝。この距離では負けられない。

　キミワクイーンは函館スプリントＳで重賞初制覇。これで北海道は２戦２勝と、洋芝とは好相性だ。ここを勝てばサマースプリントチャンピオンの座にグッと近づく。

　他にも昨年の高松宮記念馬ナランフレグに、スプリンターズＳ②着のウインマーベル。函館スプリントＳ②③着のジュビリーヘッド、トウシンマカオ。初の芝千二だった青函Ｓで２馬身差圧勝だったゾンニッヒ、しらかばＳをレコード勝ちしたシュバルツカイザーらに注目したい。