【新潟2歳S】今年も素質馬が揃う
公開日:2023年8月21日 14:00 更新日:2023年8月21日 14:00
新潟では新潟2歳Sが行われる。近年は出世レースとして定着してきており、13年は①着ハープスターが桜花賞、②着イスラボニータが皐月賞をそれぞれ制した。15、18年の勝ち馬ロードクエスト、ケイデンスコールはNHKマイルCでいずれも②着に来ている。
今年は14頭が登録してきた。
注目はエンヤラヴフェイス。初戦は道中、逃げ馬を見る位置でスムーズなレース運び。直線は残り1Fでエンジンがかかると先頭をかわして、5馬身差の圧勝劇を演じてみせた。能力は高く、使ったことで反応が良くなってくれば。
アスコリピチェーノは6月の東京でデビュー勝ち。道中は中団でじっくりと運び、直線に入って進路を見つけると強烈な末脚でまとめて差し切った。上がり3Fは最速の33秒3をマークした切れ者だ。
7月に中京でデビュー戦Vのルクスノアは直線で荒れた馬場を避けて他馬が外へ出す中、内を力強く突き抜けて3馬身差完勝。開催が進んだ馬場に影響されない点は心強い。
他にも高いレースセンスを持つルージュスタニング、福島の未勝利戦で5馬身差Vのヴァンヴィーヴらが参戦する。