上半期GⅠは関東馬7勝で2年連続の勝ち越し
公開日:2023年6月26日 14:00 更新日:2023年6月26日 14:00
宝塚記念で上半期のGⅠ戦も終了。振り返ってみれば今年は関東馬の活躍がとにかく目立った。
23年初戦のフェブラリーSはレモンポップの勝利で始まり、皐月賞=ソールオリエンス、ダービー=タスティエーラと牡馬クラシックを2つとも制した。特にダービーでは33年ぶりに①~③着独占も。3歳マイル王決定戦のNHKマイルCもシャンパンカラーがV。古馬マイル路線ではソングラインがヴィクトリアマイル、安田記念を連勝だ。
さらに宝塚記念のイクイノックスの勝利で上半期のGⅠ12戦のうち関東馬7勝、関西馬5勝で昨年に続き関東馬が勝ち越しを決めた。
しかも、今回の宝塚記念は関東馬の出走が5頭だけ。上半期のGⅠ通算でも関東馬の出走は68頭だったのに対し、関西馬は137頭。これだけ少ない中でも結果を出したから立派だ。
ただし、関西馬もこのまま黙ってはいないだろう。思えば、昨年も秋のGⅠで関西馬が9勝、関東馬が3勝と大きく巻き返し。年間でも西13勝、東11勝と下半期で関西馬が逆転した。今年も秋GⅠで西の反撃があるか。注目しておきたい。