【日本ダービー】皐月賞③着馬は妙味あり
公開日:2023年5月23日 14:00 更新日:2023年5月23日 14:00
昨年のドウデュースに続いて
皐月賞③着馬に注目だ。
86年以降、皐月賞からダービーに臨んだ馬の成績を着順別に調べると、次の通り。
① ② ③ 外 ・勝 率
①着 10 5 4 15 ・294
②着 4 5 3 21 ・121
③着 6 4 2 14 ・231
④着 2 1 2 21 ・077
⑤着 1 0 2 16 ・053
⑥~⑨着3 3 4 53 ・048
⑩着~ 2 1 1 64 ・029
2冠達成した馬が10頭でトップ。次は4勝の②着馬ではなく、6勝の③着馬がつけている。
さすがに勝ち鞍、勝率だけではなく、連対率、③着内率も及ばないが、そう離されてはいない。②着馬より全ての面で上回っており、何よりも配当面のメリットが見逃せない。
皐月賞馬の平均人気が2・1なのに対して、③着馬は4・0。単勝回収値は95円対224円で大きな開きがある。
③着馬が1番人気に推されて、ダービー馬となったのは98年スペシャルウィーク=2・0倍、01年ジャングルポケット=2・3倍の2回。88年には9・4倍の3番人気サクラチヨノオー、12年にも8・5倍の3番人気ディープブリランテが制し、昨年のドウデュースは4・2倍の3番人気だった。
10年のエイシンフラッシュは31・9倍の7番人気止まりと人気の盲点となっていた。7人→5人→1人の決着で、馬単4万6210円、3連単15万2910円の高配当に。
また、02年にはタニノギムレットが皐月賞③着の後、NHKマイルCで③着。それからダービーに向かって、2・6倍の1番人気に応えた。
スぺシャルウィーク、ドウデュース、タニノギムレットの鞍上は武豊だった。果たして、今年はどのような結果になるだろうか。