【大阪杯】春の中距離王決定戦に豪華メンバー集結
公開日:2023年3月27日 14:00 更新日:2023年3月27日 14:00
4週連続のGⅠシリーズの第2弾は春の古馬中距離王決定戦、大阪杯だ。
フルゲート16頭に17頭が登録。うち重賞勝ち馬が15頭でGⅠホースも5頭と豪華なメンバーが揃った。
昨秋、一気にブレークしたのが母ジェンティルドンナの良血馬ジェラルディーナだ。エリザベス女王杯でGⅠ初制覇を決めると、有馬記念でも③着と好走した。牡馬を蹴散らしてGⅠ2勝を挙げるか。
強い4歳世代からは昨春の2冠牝馬スターズオンアースが参戦。秋華賞(③着)のあと左前繋靱帯炎を発症しての復帰戦になるが、先週はウッドで自己ベストとなる6F81秒0、1F11秒1を馬なりでマーク。初の年長馬相手にどんな競馬を見せてくれるのか。
連覇を狙うのがポタジェ。今年も昨年と同じ金鯱賞からのローテでの参戦だ。前哨戦は⑥着と昨年(④着)より着順を下げたが、今年は59キロを背負ってのもの。3勝を挙げる阪神二千で巻き返しがあっていい。他にもホープフルS勝ち馬のキラーアビリティにダノンザキッドも久々のGⅠ制覇を目指す。
GⅠ未勝利組では日経新春杯をトップハンデで押し切ったヴェルトライゼンデに、昨年の宝塚記念、香港Cで②着のヒシイグアス。昨年の金鯱賞をスーパーレコードで逃げ切ったジャックドールらが参戦する。
GⅠ昇格後6年のうち3回がGⅠ初制覇と新星誕生が多いレース。今年もここで初のビッグタイトルを手にする馬が現れるか。