菊花賞は「その世代で一番強い馬が勝つ」。そんな時代もあったはずだが、近年は春のクラシック馬の参戦が少なくなった。そもそも日本には三千メートル以上のGⅠは2つだけで、重賞も数えるほどだ。
「中距離が主流の昨今、未知の距離に代償を払ってまで勝ちに行く魅力はない」と話すのは某調教…
趣味と実益を兼ねて関西の競馬エイトへ入社。98年から02年までは本紙予想も担当。競馬専門紙収支ランキングでは常にトップ争いを演じた実力派で、当時は競馬放送解説者としてもTVでお馴染み。厩舎との太いパイプを利用しての鋭い予想がモットー。