【中京2歳S】マイケルバローズ動き活発

公開日:2025年8月27日 14:00 更新日:2025年8月27日 14:00

 中京2歳S組ではマイケルバローズが活発な動きを見せた。

 いつものように朝一番のCウッドで併走追い。新コンビの岩田望が騎乗してリズムのいい走りで6F83秒3―38秒7、1F12秒0。馬なりで僚馬に並びかけて併入した。追えばはじけそうな手応えで、放牧明けでもうまく仕上がった。上村助手は「若干、余裕があったところから締まって良くなっているよ。前走は装鞍所から馬っ気がきつく、レースでも集中しきれていなかった。それで勝つから能力はある。ゲート裏までメンコを着けるから、力を出せたら重賞でも」と。

 キャンディードは北村友を背にCウッドで5F73秒6―39秒2、1F12秒4。微調整で時計は目立たないが、軽さを感じさせる脚さばきだった。松下師は「ジョッキーに確認してもらう意味で乗ってもらいました。いい意味で変わりない。もっとビュンビュン行くかと思いましたが、エンジンのかかりが遅かった。距離が延びるのはいいと思います」と。

 タマモイカロスは角馬場で入念に体をほぐしてから、Cウッドで6F84秒2―36秒1。最後は1F11秒1で、先行する2頭の内から高杉のステッキに応えて力強く抜けてきた。しっかり負荷をかけられたように、デビューから4戦目でも疲れの心配はない。

 坂路ではスターアニスが4F53秒9。ラスト1Fは馬なりでも俊敏さが目立つフットワークで楽に11秒9で駆け上がってきた。馬体のバランスも◎で、張りもいい。3走目でまだ上積みが見込めそうだ。

 コラルリーフは坂路4F52秒9。ラスト2Fは24秒2―11秒9で併走相手に1馬身半の先着でフィニッシュだ。しっかり負荷をかけた攻め内容で、上積みありと判断できる。

 6月の東京芝千四で新馬勝ちのパープルガーネットは坂路で併せ馬。道中は1馬身追走して、ラスト1Fで内へ。馬なりのまま併入して54秒3―12秒4をマークした。1週前にウッドで5F65秒1―35秒8の好時計を出しており、直前はこれで十分。落ち着きがあって道中の折り合いも良く、ゴール前の伸びも力強かった。仕上がりは良く、重賞でもポテンシャルの高さはヒケを取らない。

 セイウンアインスは坂路単走で54秒5。徐々にピッチを上げて、1F12秒8をマークした。道中はリラックスできていたし、ラストまで小気味のいいフットワークでフィニッシュ。芝替わり、距離延長と課題はあるものの、仕上がり自体は文句なしだ。

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