【ヴィクトリアマイル】ハイレベル4歳世代が中心
公開日:2025年5月12日 14:00 更新日:2025年5月12日 14:00
東京5週連続GⅠシリーズの第2弾はヴィクトリアマイル。先週と同じマイルが舞台だが、古馬牝馬のマイル女王を決める戦いだ。
中心となるのはハイレベル4歳世代か。なかでも実績最上位はアスコリピチェーノ。一昨年の阪神JF勝ち馬で、昨年は桜花賞、NHKマイルCで連続②着。今年の初戦、サウジアラビアのGⅡ1351ターフスプリントも制し、世界レベルの実力をアピールした。帰国初戦でも先週のウッドでは1F11秒0と軽快な動き。国内では連対を外したことがなく、安定感で一歩リードする。
そのアスコリピチェーノを破って桜花賞でGⅠVを決めたのがステレンボッシュ。オークス②着、秋華賞③着、さらに昨暮れの香港ヴァーズ③着とこちらもワールドクラスの実力馬。前走の大阪杯で⑬着と初めて馬券圏を外したが、前有利の流れが向かなかったか。GⅠ勝ちのある距離で巻き返しを狙う。
金鯱賞で3つ目の重賞タイトルを手にしたクイーンズウォーク。マイルは久々になるが、クイーンCで重賞初制覇を決めたのがこの舞台。4歳春を迎え成長した今ならGⅠに手が届くか。
他にも3勝クラス→福島牝馬Sと連勝で勢いに乗るアドマイヤマツリ、阪神牝馬S勝ち馬サフィラ、愛知杯を4角13番手から差し切ったワイドラトゥールなど粒ぞろい。
5歳世代では3連勝で中山牝馬Sを制したシランケド、ターコイズS勝ち馬でレーンが手綱を取るアルジーヌなどが先輩の意地を見せたいところ。