【アメリカJCC】出走全馬の特選情報

公開日:2024年1月20日 17:00 更新日:2024年1月20日 17:00

①マイネルウィルトス
 増井雅調教助手 前走は動くタイミングの難しい競馬になったからね。それでも崩れず、きっちりと走っている。レース後も反動はなく順調に進んでいるよ。年齢的にもそう追い込む必要はないからね。条件は問題ないし、雨予報もプラス。

②クロミナンス
 尾関調教師 中山金杯を除外されることも頭に入れながら調整してきました。今週は単走でリズム良く走らせて。反動も出てないし、いい方に向いてるかなと。距離ももちそうなので、重賞でどこまでやれるかですね。

③モリアーナ
 武藤調教師 この猛時計は予定外だったけど、元気が良すぎるくらいでトモにパワーがついてきてるから。気が入ると行っちゃうよね。それでも息が全く乱れなかったように、心肺機能は高い。状態自体はさらにアップしてるので、あとはレースに行って序盤でちゃんと折り合えれば。

④ショウナンバシット
 須貝調教師 今年はここから始動と決めて乗り込んできたし、馬の雰囲気は凄く良くなってきたよ。昨秋は強いメンバーと戦って経験値を増やしてきたからね。中山は皐月賞で走って見せ場十分の⑤着。舞台もいいので楽しみにしている。

⑤ホウオウリアリティ
 高木調教師 放牧を挟んだけど、順調にきてますよ。雨予報でタフな馬場になりそうなのは歓迎ですね。コース替わりも特に問題ないし、前進できれば。

⑥サンストックトン
 鹿戸調教師 オープンに入ってからの2戦は力を出し切れていない。前走は直線で前が詰まって追えなかったよ。今回はGⅡで相手は強くなるけど、中山二千二百は合うイメージだし、勢いをつけて直線に向けば。洋芝で結果を出している馬なんで、時計がかかれば歓迎だよ。

⑦アドマイヤハレー
 宮田調教師 前走は少頭数でも、勝ち時計や内容は悪くなかったと思います。馬はフレッシュな状態を保っていますし、道悪も他馬が苦にするなら面白いかもしれませんよ。外回りコースも機動力が生かせるので合っていますしね。相手は強くて甘くありませんが、色気を持っての参戦です。

⑧シルブロン
 稲垣調教師 レースで集中してないところがあるので、距離を短くしてリズム良く走らせたいですね。中間はそのあたりを意識しながら調整してます。水曜の坂路もいい動きだったし、流れに乗れれば。

⑨カラテ
 辻野調教師 宝塚記念は暑さの影響もありましたね。しっかりと休ませました。やはり、この時季は活発。反応良く、動けていますし、見た目に年齢的はものは感じません。あとはレースでどうかだけですね。

⑩ラーグルフ
 宗像調教師 毎日王冠に向けて調整していましたが、暑かった夏場の影響もあり、状態が上がらず再放牧に出しました。立て直した効果でその時よりは良さそうですよ。最終追いも自らハミを取っていたので、やれてもいい力は持っています。

⑪チャックネイト
 堀調教師 この馬としては心身がまとまっているし、体も維持できています。直前はしまいが甘くなったので、引き続きクオーターカップのブリンカーを着用。使い減りするタイプなので、狙ったレースを使った方が精度も上がる。前々走で道悪を経験している点も心強いです。

⑫ボッケリーニ
 兼武調教助手 前走は後ろからのレースになったけど、うまくインを突いて抜けてきた。勝ったと思いましたけどね。昨年は1年を通じ、実に安定した走り。晩成の血が開花した印象です。条件もいいし、今回も大崩れはないでしょう。時計を要するようならさらに。

【休養馬カルテ】

 カラテは十分に英気を養い、12月19日に帰厩した。1週前はCウッドで5F72秒4、11秒7で、今週の坂路は2F24秒8―12秒1。大きなストライドでパワフルさも。明け8歳を感じない動き。

 モリアーナは放牧先から12月20日に帰厩。ここ目標に調整が進められてきた。ウッドで長めから単走で本数を重ねて、最終追い切りは6F78秒4―37秒4をマーク。予定より速くなったが、仕上がりに不安はない。

 再放牧明けのラーグルフは12月7日に戻ってきた。丹念な乗り込みで週を重ねるごとに動きも良化。直前は道中の行きっぷりに反応も良く、態勢は整ったとみていい。

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