【根岸S】データ作戦 後方待機組に要警戒

公開日:2023年1月26日 14:00 更新日:2023年1月26日 14:00

今年もゴール前で逆転劇がある!?

 根岸Sは差し、追い込み馬の活躍が目立っている。過去10年間で逃げた馬は〈00010〉と、1頭も馬券に絡めず。4角2~5番手も2勝、②着4回、③着2回だ。

 対して4角7番手以下が8勝、②着4回、③着8回と20頭が圏内入り。10回のうち7回で2頭が③着内に来ており、14、15、18、21年は後方待機組が上位を独占した。

 もちろん、人気サイドばかりではない。

 上記の21年は1番人気レッドルゼルが[9][9][10]で馬群を割って差し切り。そして、頭差②着が単勝オッズ45・7倍の10番人気ワンダーリーデル。こちらは4角最後方の大外から上がり最速の3F34秒6で追い込んできた。③着には4角7番手だった2番人気タイムフライヤー。上位人気と伏兵の組み合わせで、3連単は4万4160円に。

 15年も上位は4角10、15、9番手から末脚を伸ばしたクチ。1番人気エアハリファが勝ち、②着も2番人気ワイドバッハだった。ところが、③着に単勝オッズ102・7倍の15番人気アドマイヤロイヤルが食い込み、3連単4万8330円。

 また、14年は①着ゴールスキー=4角11番手、②着ノーザンリバー=同7番手、③着シルクフォーチュン=同16番手で決着。4人→8人→5人で3連単15万8760円のビッグ馬券になった。

 フェブラリーSの前哨戦は末脚自慢に注目だ。出走予定馬を見ると、前走で4角7番手以下だったのはエアアルマス、ギルデッドミラー、ケンシンコウ、ジャスパープリンス、セキフウ、バトルクライ、レディバグの7頭。またまたゴール前での逆転劇があるかも。

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