【アメリカJCC】データ作戦 同期コンビが仲良くゴール
公開日:2023年1月19日 14:00 更新日:2023年1月19日 14:00
16年連続の面白い傾向
アメリカJCCは今年も“同期コンビ”から目が離せない。
まず、過去10年間の年齢別成績は次の通り。
① ② ③ 外 ③着内率
4歳 2 4 3 14・391
5歳 3 1 3 21・250
6歳 4 1 3 28・222
7歳 1 3 0 19・174
8歳 0 1 1 18・100
9歳~0 0 0 13・000
若手からベテランまであらゆる世代が上位争いを演じてきた。しかも、面白い傾向がある。
各年①~③着の年齢はこんな具合。
年13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
①5 6 6 7 5 4 6 5 4 6
②8 6 7 7 4 4 4 5 4 7
③5 4 6 5 4 8 6 4 5 6
お分かりだろうか。13年は5歳が①③着、14年は6歳が①②着、15年も6歳が①③着……。同期の2頭が仲良く馬券に絡んでいる。それでいて①~③着を独占したことは一度もない。実はこの法則、07年から16年も続いているのだ。
このコンビは人気サイドの組み合わせだけではなく、伏兵の好走も。
14年は2番人気の6歳ヴェルデグリーンが差し切り。首差②着にはやはり6歳の11番人気サクラアルディートが粘り込んで馬単2万5160円。③着は6番人気の4歳が入って3連単は29万9470円のビッグ配当に。
また、19年も7番人気の6歳シャケトラが1年1カ月もの長期休養明けながら、断然人気の4歳フィエールマンの追撃を頭差しのいで見事な復活V。③着も同じく6歳の5番人気メートルダールが食い込み、3連単12万3550円だ。
今年は4歳がエピファニー、ガイアフォースの2頭。5歳はスタッドリー、ノースブリッジ、ユーバーレーベン、ラーゴムの4頭。6歳はアリストテレス、エヒト、シャムロックヒル、バビット、ブラックマジック、レインカルナティオの6頭。8歳がオウケンムーン、レッドガランの2頭。この4世代に複数の出走馬がいる。
軸馬を決めたら同期をお忘れなく。ドリーム馬券をゲットできるかも。