【ラジオNIKKEI賞】やはり57キロ超のハンデは重い!? 壁に挑む3頭

公開日:2026年6月24日 14:00 更新日:2026年6月24日 14:00

57キロのサウンドムーブは回避

 火曜朝、有力馬の一頭であったサウンドムーブの回避が発表された。

 状態面が整わなかったわけではなく、理由は斤量面。端的に言えば、57キロのハンデキャップを嫌ったもの。「ハンデ差がありすぎます。3歳のこの時期に3キロ、4キロのハンデ差をつける必要があるのでしょうか」と管理する斉藤崇師は疑問を呈した。

 この3歳重賞は、06年にラジオたんぱ賞から、現在のラジオNIKKEI賞へと名称となり、同時にハンデ戦へと変更された。東日本大震災の影響があった11年は中山開催であったが、他の19年は福島で開催されている。

 実際に、斉藤崇師が懸念するように過去20年では、ハンデ57キロ超の馬は苦戦を強いられている。58キロを背負ったのは24年セットアップで12頭立て⑫着。見せ場なく終わった。同馬は札幌2歳Sを4馬身差勝ち(レーティング108)の実績があった。

 ハンデ57キロは12頭いたが、馬券絡みは08年のノットアローン1頭のみ。若葉S勝ち、皐月賞⑦着の実績があった。ただし、同年にはGⅢの札幌2歳S②着、ラジオNIKKEI杯2歳S勝ちあるサブジェクトと同斤量でもあった。

 前記2頭の他で、57キロを背負った馬は、オープン、重賞でこんな勝ち鞍を挙げていた。06年ゴールドアグリ(新潟2歳S)、09年イコピコ(白百合S)、10年ガルボ(シンザン記念)、11年ショウナンパルフェ(青葉賞②着)、16年ブラックスピネル(萩S、白百合S)、17年サトノクロニクル(京都新聞杯②着、白百合S)、19年ランスオブプラーナ(毎日杯)、23年バルサムノート(白百合S)、24年ミナデオロ(白百合S)、25年フクノブルーレイク(スプリングS②着)。

 この実績をもってしても斤量差に泣いてきた歴史があるから、他と比較して57キロは重いとなるのだ。

 サウンドは回避して、来週の小倉・博多Sにスライドするが、今年はショウナンガルフ、バドリナート、ローベルクランツの3頭がこの〝57キロの壁〟にチャレンジする。

 参考までに、56キロは37頭で3勝、②着3回。55キロは44頭で4勝、②着5回。54キロは62頭で8勝、②着6回。53キロは23頭で3勝、②着5回。52キロ以下は37頭で1勝のみとなっている。軽くても重くてもつらい斤量なのだ。

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