【2026年にデビューする新種牡馬紹介】⑦ホットロッドチャーリー 米国王道路線で活躍した持続力型ダートサイアー
公開日:2026年6月24日 12:00 更新日:2026年6月24日 12:49
23年種付け頭数133頭
【現役時代成績】
19戦5勝②着5回③着4回(米・UAE)。
●主な勝ち鞍 ペンシルベニアダービー(21年GⅠ9Fダ)、ルイジアナダービー(21年GⅡ9Fダ)、アルマクトゥームチャレンジラウンド2(22年GⅡ千九百㍍ダ)、ルーカスクラシックS(22年GⅡ千八百㍍ダ)
消耗戦・ロングスパート戦で強みを発揮する総合力タイプ
米国を中心に活躍したダートの中距離馬。現役時代のGⅠ勝ちはペンシルベニアダービーの1勝のみだが、BCジュヴェナイル、ケンタッキーダービー、ベルモントS、ドバイWCで②着と国内外のGⅠ級で安定して上位争いを続けた。2歳時からクラシック路線で活躍し、古馬になってからも見せた息の長さが大きな魅力。派手な瞬発力というよりも、高いレベルのスピードとパワーを長く持続させるタイプだ。
血統は父オックスボウ、母の父インディアンチャーリー。父は米三冠レースのプリークネスS勝ち馬で、その父オーサムアゲインへと遡るヴァイスリージェント系。また、半兄にはBCスプリントなどGⅠ4勝を挙げたミトレがいる。父系はクラシックディスタンスへの適性を伝える一方で、母系からはスピードと先行力を受け継いだ配合といえる。
血統面でいえばデピュティミニスターの3×5のクロスを持つのも特徴のひとつ。日本馬場への適性の高い血筋でもありその点も評価されての導入だったのだろう。
産駒はダートのマイル~中距離を中心に、先行しながら長く脚を使うタイプが主体となりそうだ。母系を考えれば中央の高速ダートにも一定の対応力はありそうだが、それ以上に地方の深い砂やパワーを問われる条件で真価を発揮する可能性が高い。特にコーナー4回の持続勝負では注目したい存在となる。また、早熟一辺倒ではなく、古馬になってからさらに良化する成長力も伝えてくるだろう。
世界中のタフな舞台で一線級と渡り歩いた絶対的な底力は大きな武器。派手さよりも大崩れなく堅実に走る産駒を出してきそうな印象。その中からいかに大物を出せるかがポイントとなるのではないか。



























