ホースマン直撃

【木津の日曜競馬コラム・NHKマイルC】

公開日:2026年5月9日 17:00 更新日:2026年5月11日 09:23

さらに進化した

「走りそうな新馬を任されたんですよ」

 昨夏、伊藤助手がうれしそうに話してくれました。その“走りそうな”馬の名前はジーネキング。

 予感通り、未勝利戦を勝ち上がった直後に挑戦した札幌2歳Sでは果敢にハナを切って最後の最後まで粘って勝ち馬ショウナンガルフの②着と健闘。その後の飛…

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5月10日(日)東京競馬場

木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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