ホースマン直撃

【木津の土曜競馬コラム・京都4R】

公開日:2025年10月31日 17:00 更新日:2025年11月1日 10:58

 記者席でも大いに盛り上がっているのが、ドジャースVSブルージェイズのワールドシリーズ。その熱源の中心は、投打で大活躍の大谷選手であることは言わずもがなです。

 競馬でも、平地と障害と2種類の免許があります。そのどちらでもビッグタイトルを手にしたのは、最近では一昨年に引退した…

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11月1日(土)京都競馬場

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木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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