ガイアメンテが仕切り直しの一戦を制する。昨年の札幌2歳Sは1番人気だったが、気性的な幼さもあって⑥着止まり。その後も一息の競馬が続いた。今回は5カ月半ぶりだが、最終追いは気分良く駆け抜けて好仕上がり。地力の違いを見せる。
【厳選!厩舎の本音】
トゥルブレンツ
小栗調教師…
馬とは関係のない家庭環境で育った。ただ、母親がゲンダイの愛読者で馬柱は身近な存在に。ナリタブライアンの3冠から本格的にのめり込み、学生時代は競馬場、牧場巡りをしていたら、いつしか本職となっていました。
現場デビューは2000年。若駒の時は取材相手に「おまえが来ると負けるから帰れ!」と怒られながら、勝負の世界でもまれてきました。
途中、半ば強制的に放牧に出され、05年プロ野球の巨人、06年サッカードイツW杯を現地で取材。07年に再入厩してきました。
国枝、木村厩舎などを担当。気が付けば、もう中堅の域で、レースなら4角手前くらいでしょうか。その分、少しずつ人の輪も広がってきたのを実感します。
「馬を見て、関係者に聞いてレースを振り返る」をモットーに最後の直線で見せ場をつくり、いいモノをお届けできればと思います。