木津の見解

【土曜函館9R・駒ケ岳特別】木津の見解と厳選!厩舎の本音

公開日:2024年6月7日 17:00 更新日:2024年6月7日 17:00

 モンブランミノルが古馬を一蹴する。2走前、0秒1差③着時の勝ち馬ショウナンラプンタは続く青葉賞で②着。前走で負けたインザモーメントは京都新聞杯で1番人気に推された逸材。それらと接戦しているのだから自己条件なら力は上だ。

【厳選!厩舎の本音】

ヴィスマール
 奥村豊調教師 い…

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6月8日(土)函館競馬場

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木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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