【阪急杯】グレナディアガーズ強烈!

公開日:2023年2月22日 14:00 更新日:2023年2月22日 14:00

3週連続で11秒8

 暮れの阪神Cで②着だったグレナディアガーズは前走後は放牧に出してケア。栗東には1月26日に戻ってきた。

 2週前にはCウッドでラスト11秒8。そして先週は坂路でも同じく11秒8としまいを伸ばしてきた。今週はCウッドで脚慣らしの後、3週連続となる岩田望騎乗で坂路へ入って、3週連続となる1F11秒8。楽な感じながらもフットワークに伸びがあって見た目以上の時計になった。全体時計は4F52秒5。馬体の張り、ツヤともに◎で、文句なしの態勢だ。岩田望は「53秒くらいの指示。乗り味がいいですね。馬のリズムで走ることができれば力上位。結果を出したいですね」。

 1勝クラスから3連勝中で勢いに乗るアグリは放牧を挟んで1月末に帰厩。2週前に坂路4F50秒8、先週は4F51秒7と好時計をマークしている。今週は馬なりで十分とあって、時計は4F53秒2、ラスト2F25秒0―12秒4。軽快さに加えて力強さも感じる理想的な走りだった。仕上げは万全だ。

 ホウオウアマゾンは同じく阪急杯組の同厩舎ミッキーブリランテとの併走追いで4F51秒8。手応えの差は歴然で1Fで馬体を併せると楽に1馬身先着した。追えばもっと突き放していたと思える内容だ。前走の根岸Sをたたいて、2走目で芝替わり。一変可能なデキには戻ってきた。

 Cウッドで熱心な乗り込みが目立ったのはルプリュフォール。2週前が6F80秒1なら先週はいっぱいに追って78秒7。そして今週も負荷をかけて6F78秒4―36秒7、1F11秒8。決して力んでいるわけでなく、適度な前進気勢があって最後もしっかり。冬場にしては毛ヅヤもいい。松永幹師は「ラスト11秒台でいいんじゃないですか。以前と違ってリラックスして走れるようにもなってますし。あとはためて行く馬だけに、展開が向いてほしいですね」と。

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