京都ダートのバイアスがきつい。先週の金曜発行でこう書いたが、青森県産80%、愛知県産10%、豪州産珪砂10%と粒サイズが異なる3種がブレンドされた京都のダートは単純ではない。
土曜のトルマリンSは前半5Fを61秒1で入ったマジックローズが上がり36秒6で逃げ切り、翌日の聚楽第特別は、普通なら止まる5F60秒3でテンから競った2頭がそのまま。単に前が残るというより、後続勢が差せない印象だ。で、雨が降るとどうか。目地、砂間の隙間に水がたまり、逆に時計がかかってくる。ダートらしい力がいる馬場となるから、走れるタイプが大きく変わる。
【京都9R・なでしこ賞】 ダートの2歳1勝級のここ◎はスカイメテオ。
阪神7Fで2戦して②①着と2戦目での勝ち上がりだったが、ガラッと変わった印象が強い。実際に勝ちタイムはデビュー戦から0秒4更新する1分24秒9で駆け、上がりも前走時から0秒9も速い37秒3で8馬身差の圧勝を演じて見せた。
初戦から軸のブレない歩きであったが、明らかに体の使い方に切れが増し、栗毛の馬体もあか抜けた。父マテラスカイが急上昇したのは4歳年明けだったが、早期でそこに近い雰囲気が出てきている。「短期の放牧を挟み、状態は凄くいい」と小椋師なら連勝を期待していい。
【東京11R・アルテミスS】 一気に馬群を割って出た前走の◎リスグロワール。母リスグラシュー譲りの決め手を発揮したから母子制覇が見えたデビュー勝ちだ。
1974年、愛知県で生を受ける。名前の通りのザ・長男。
大阪での学生時代、暇な週末は競馬場に通い、アルバイトをきっかけに日刊ゲンダイへ。栗東トレセンデビューは忘れもしない99年3月24日。毎日杯の週で、初めて取材した馬は連勝中だったテイエムオペラオー。以降、同馬に魅せられ、1勝の難しさ、負けに不思議の負けなしと、学ばせてもらったことは実に多い。
グリーンチャンネルでパドック解説をさせていただいているが、パドック党であり、大の馬体好き。返し馬をワンセットで見たい派。現場、TV観戦でもパドックが見られなかったレースの馬券は買わないと決めている。
余談だが、HTB「水曜どうでしょう」の大ファン。こんこんと湧き出る清水のように名言を連発する大泉洋氏を尊敬してやまない。もちろん、“藩士”ゆえにDVD全30巻を所持。



























