ホースマン直撃

【木津の土曜競馬コラム・日本農業新聞杯】

公開日:2026年10月23日 14:00 更新日:2026年10月23日 14:00

いわき特別を快勝

 獣医師の免許を持つ金成調教師は馬それぞれの個体を見極めつつ、無理遣いは決してせずに成長をゆっくりと待つタイプです。

「段階を踏みながらね」と言うこともしばしば。 先週の新潟牝馬Sに送り出したシャドウメテオも若駒の頃はスクミ(筋肉が激しく損傷・硬化して歩様が悪くなり、最悪の場…

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10月24日(土)東京競馬場

木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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