ホースマン直撃

【木津の土曜競馬コラム・阪急杯】

公開日:2025年2月21日 17:00 更新日:2025年2月21日 17:00

今年も重賞取りへ

 中央競馬の年度末は2月いっぱい。ですが、今年は日付の関係上、3月4日(火)が調教師の勇退の日となっています。

 東西の名伯楽たちが第一線から退きますが、その中の一人に音無調教師の名も。以前から親しくさせてもらっている持ち乗りの林調教助手が所属しており、今週の阪急杯に担当馬ソ…

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2月22日(土)京都競馬場

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木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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