北九州記念③着に復調気配が

水曜は馬なりで４Ｆ52秒８（Ｃ）日刊ゲンダイ

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　先月の北九州記念で③着と復調気配。そしてこの中間も先週水曜には坂路で４Ｆ５２秒２を楽にマークして先着と、いい動きを披露していた。

　今週もいつも通りに坂路へ。テンからこの馬らしい前進気勢があってスピード感は◎だ。ラストも馬なりのままでも脚色は衰えるどころか、その素軽さを維持したままのフィニッシュで４Ｆ５２秒８、ラスト２Ｆ２４秒２―１２秒１。まともに追えばまだまだ時計は出て余韻たっぷりだった。

　馬体のつくりも上々だし、ひとたたきしての上積みも感じられる。テンの速さを思えば千直はイメージも合うだけに、今度も勝ち負けまでありそうだ。

〇…「いい動きだったんじゃないかな」とは内徳厩務員。馬と厩舎へ引き揚げてこう話した。「恭介（国分恭騎手）から“速くなっちゃいましたかね”と言われたけど、楽に５０秒切ってくるくらい。単走でやっているし、ちょうど良かったよ。夏場は合い、馬を良く見せる。スタートを決められたら」